日本初、ワセダクロニクルが調査報道ジャーナリズムの世界組織GIJNに加盟

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非営利の調査報道ジャーナリズム機関や団体が加盟する国際組織、世界調査報道ジャーナリズムネットワーク(米国メリーランド州、GIJN: Global Investigative Journalism Network)は28日(日本時間)に理事会を開き、早稲田大学ジャーナリズム研究所が運営するワセダクロニクルからの加盟申請を承認した。大学を拠点にしたニュース組織が日本で初めて国際組織に加盟した。GIJNの加盟団体数は68カ国155団体となった。

ワセダクロニクルは創刊特集「買われた記事」をリリースした2017年2月1日にGIJNに加盟を申請した。

 GIJNは2003年、調査報道ジャーナリズムの国際的な推進や支援などを目的に団体加盟の組織として設立された。世界各国の非営利の調査報道ジャーナリズム機関や団体とのネットワークを構築しながら、取材に関する情報共有やジャーナリストの育成などを行ってきた。GIJNは2年に1度、世界大会を開催している。2017年11月には南アフリカのヨハネスブルクで10回目となる世界大会が開催される。アフリカ大陸では初の開催となる。

 承認を受けて、早大ジャーナリズム研究所の花田達朗所長は「ワセダクロニクルの加盟によって、日本にも権力監視に立ち上がるジャーナリズムの力があるということ、グローバルな運動に参加していくニュース組織が存在するということを国際的に示すことができた。その報道の成果が国際的な認知を獲得できるかどうかの勝負はこれからだ」としている。  また、ワセダクロニクルの渡辺周編集長は「調査報道ジャーナリズムが扱うテーマは複雑になっており、国際的な協力が必要になっている。GIJN加盟を機に、海外の調査報道団体と連携したプロジェクトを加速していきたい」と語った。

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