新しく2人のコラムニストを迎えました

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ワセダクロニクルは新しく2人のコラムニストを迎えました。

国際環境NGO FoE Japan委託研究員の波多江秀枝さんと、社会学者で韓国・成均館大学新聞放送学科研究教授の鄭寿泳さんです。

波多江さんは、ワセクロで掲載中の特集「石炭火力は止まらない」での取材パートナーです。波多江さんのモットーは何といっても徹底した現場主義。インドネシアやフィリピンを中心にアジアの現地を駆け、地元住民の抱える問題や課題の解決に日々当たっています。私たち日本人と関わりの深い問題をアジアの地から届けます。

また、鄭さんは、5月3日の世界「プレスの自由」デーに開催したシンポジウム「日本の『共犯者たち』は誰だ?-- 権力と『マスコミ』」にスピーカーとして登壇しました。私たちが編纂した『探査ジャーナリズム/調査報道 アジアで台頭する非営利ニュース組織 』(彩流社、2018年)でも、韓国の非営利・独立のニュース組織「ニュース打破」誕生を促した韓国の社会的背景を詳しく論じました。博士号を上智大学で取得した鄭さん。日本のジャーナリズムの現状にも詳しく、日韓のジャーナリストと市民が向き合う課題を巡ってソウルから届けます。

尾崎章彦(乳腺外科医)、齋藤宏章(消化器内科医師)、谷本哲也(内科医師)、山本佳奈(内科医師)の4氏に加え、コラムニストは6人になりました。医療、環境問題、ジャーナリズムの専門家たちが、それぞれの領域の最前線からみなさんと一緒に”今”を考えていきます。

鄭さんと波多江さんのプロフィールは以下の通りです。どうぞよろしくお願いします。

鄭寿泳さん(写真左)と波多江秀枝さん

鄭 寿泳(チョン・スヨン): 社会学者。成均館大学新聞放送学科研究教授。韓国公共放送KBSで編集・制作の独立の侵害はなかったかを検証する「KBS真実と未来委員会」委員や、市民の立場からメディアを監視する市民団体「民主市民言論連合」の政策委員も務める。成均館大学新聞放送学科、同大学言論情報大学院修士課程を卒業。1999年秋から2007年春まで7年半、東京に滞在。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻に在籍、石川旺教授の指導の下で、新聞学修士号・博士号を取得。主な研究領域は、メディア制度論、ジャーナリズム、日韓異文化コミュニケーションなど。研究業績として、単著に『メディアの社会的責任とアカウンタビリティ』(ソウル:パラダイムブック、2018年)、『アカウンタビリティー、新たなメディア規範』(ソウル:コミュニケーションブックス、2015年)、 共著書に『観点のある韓国放送社会文化史』(ソウル:ハンウル、2012年)など。論文には「韓流に関する日韓の日刊紙報道分析-- ニュース・フレイムと国家イメージ」『韓国言論学報』(韓国言論学会、2015年)、「共感とコンパッション、情動 -- ジャーナリズム分析と批評の外延を拡張する試み」『コミュニケーション理論』(韓国言論学会、2015年)などがある。2018年に出版された『探査ジャーナリズム/調査報道--アジアで台頭する非営利ニュース組織』(彩流社)では、「韓国探査ジャーナリズムセンター『ニュース打破』」を執筆し、韓国の独立・非営利のニュース組織「ニュース打破」創刊の歴史的経緯や社会的背景を論じた。

波多江 秀枝(はたえ・ほづえ): 国際環境NGO FoE Japan委託研究員。 1978年生まれ。島根県江津市出身。2001年中央大学法学部政治学科卒。平和学の考え方に感化され、「自分の見えないところで誰かが被害にあっているかもしれない」という思いから、自分が大きい組織の歯車の一つになることに疑問をもつ。就職活動はせず、2000年からFoE Japanの「開発金融と環境チーム」でボランティアを始める。その後、インターンを経て、2001年から常勤スタッフとして、フィリピン各地で日本の官民が関わる大型水力発電ダムや鉱山開発などの現場を回り、現地の住民・団体と環境社会・人権問題の解決に取り組み続けている。 2007年11月から同委託研究員。2014年からは、インドネシアでも石炭火力発電事業の問題などに取り組む。モットーは現場主義で、「現地の住民が何よりの先生。住民の皆さんから、いつも多くを学んでいる」。

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