About usワセダクロニクルとは

特定非営利活動法人ワセダクロニクルは独立・非営利のジャーナリズムNGOです。65ヶ国から155の独立・非営利のニュース組織が加盟する世界探査ジャーナリズムネットワーク(GIJN: Global Investigative Journalism Network)オフィシャルメンバーです。2017年6月にニュース組織として日本で初めて加盟しました。

ワセダクロニクルは、早稲田大学ジャーナリズム研究所のプロジェクトとして、2017年2月1日に発足し、創刊特集「買われた記事」をリリースしました。発足1年を機に独立し、ジャーナリズムを掲げるジャーナリズムNGOとして新しい一歩を踏み出しました。引き続き、市民が支えるニュース組織を目指し、既成メディアではできないジャーナリズム活動を展開していきます。

独立を堅持するため、市民のみなさんからのご支援をお願いしています。

ワセダクロニクでは以下のジャーナリズム活動を推進していていきます。

  • 探査ジャーナリズムによる成果物のリリース及び書籍等の発行
  • ・持続可能なジャーナリズム活動を確立するための経済モデルの研究と開発
  • 探査ジャーナリズム推進のための国際連携
  • 探査ジャーナリズムの手法の確立とその成果の市民社会への還元
  • ・ジャーナリズム活動を促進するための講演会やイベントの開催
  • ・ジャーナリスト志望の学生のインターンの受け入れ

ワセダクロニクルの「約束」

ワセダクロニクルは私たちの使命と行動原則を次のように明らかにし、これらを自ら守ることを「約束」します。

1. 使命: 探査ジャーナリズムの使命を果たします

私たちは、政治的・経済的・社会的権力に対する対抗的な関係性の認識に立ち、権力監視のジャーナリズム活動を通じ、権力の作動によって生まれた犠牲者や被害者を救済し、または生まれるであろう犠牲や被害の出現を未然に防ぎ、犠牲や被害の出現の原因となる権力の腐敗や不正、不正義、不作為を終わらせます。私たちはこの使命を市民社会の代理人として引き受け、社会の改良と改善に貢献していきます。

2. 実践倫理: 探査ジャーナリズムの実践倫理に基づいて行動します

私たちは、権力が公開されることを望まずに意図的に隠している事実、または権力が偶発的に隠している事実に気づき、それを探査し、発掘し、事実と証拠に基づいて構成されたストーリー(story)として、ニュース(news/article)として、公衆に向けて発信し、権力の秘密を暴露します。そのために、客観性のある、あらゆる手段を使ってそれら事実と証拠を入手します。私たちは内部告発者を徹底的に守ります。私たちはこうした行動を私たちの使命に照らして妥当な実践倫理に基づいて行います。

3. 独立と透明性: 財政的自立によってあらゆる権力から独立します

私たちは、非営利型の組織モデルを選択し、市民社会からの自発的拠出金を財源とします。これによる財政的自立を通じて、あらゆる権力からの独立を担保します。また、市民社会からいただいた財源の出所および使途については透明性を確保します。

4. 職能的連帯: 職能的連帯によって権力から独立します

私たちは、国や文化、習慣、言語等の相違を超えて、「個」としてのジャーナリスト同士の職能的連帯の関係を築き、その絆によって私たちおよび僚友のあらゆる権力からの独立を確保します。

ワセダクロニクルは以上の4点に基づいて活動することを支援者および読者のみなさんに約束します。そして、その約束を履行します。

国際アドバイザリー・ボード

その約束の遂行を確実にするため、私たちは助言機関として国際アドバイザリー・ボードを設けます。そのメンバーは以下の通りです。五十音順。

お問い合わせ

ワセダクロニクルへのお問い合わせ等はメールでお願いします。専用メールアドレス(contact@wijp.org)までお願いします。

著作権および内容についての責任

当サイトに掲載されている著作物に対する著作権は特定非営利活動法人ワセダクロニクルに帰属します。 編集長は、当サイトの編集面に記載された事実関係や表明された意見に関して責任をもちます。ワセダクロニクルの法律顧問は公益社団法人自由人権協会代表理事の喜田村洋一弁護士。

主な活動記録(2018.02.01現在)

2018年

6月22日 第3シリーズ「製薬マネーと医師(3)」をリリース。「薬価算定トップが1割超の新薬の審議・議決に参加できず/製薬会社から1,000万円超受領の秋下雅弘委員長「質問に答えるのは厚労省/意図的な価格のつり上げは否定
6月20日 定例ワセクロ・オフ会。テーマは「製薬マネーと医師
6月15日 第3シリーズ「製薬マネーと医師(2)」をリリース。「薬の値段の「算定組織」委員長ら3人が製薬会社から1,000万円超の副収入/厚労大臣、委員と製薬会社との利害関係は「不開示」
6月8日 第3シリーズ「製薬マネーと医師(1)」をリリース。「製薬会社から医師への謝金など 年間1,000万円超が96人 2,000万円超えも/総額は266億円に 一部の医師に集中
6月1日 第3シリーズ「製薬マネーと医師」が開始。「シリーズ『製薬マネーと医師』を始めます」をリリース
5月31日 第2シリーズ「強制不妊」の「運命の判定【連載レポート】強制不妊(18)」をリリース
5月30日 第2シリーズ「強制不妊」の「逃げても、逃げても【連載レポート】強制不妊(17)」をリリース
5月29日 第2シリーズ「強制不妊」の「民生委員の来訪【連載レポート】強制不妊(16)」をリリース
5月21日 定例ワセクロ・オフ会。テーマは「銀座のバー・オーナーが見たワセダクロニクル
5月12日 第1期ワセクロ「炎の文章塾」が開講
5月3日 世界プレスの自由デー記念シンポ「日本には『取材の自由』はなかった:ジャーナリズムの危機と展望」を開催
4月20日 第2シリーズ「強制不妊」の「『おとぎの国』の少女たちの行方【連載レポート】強制不妊(15)」をリリース/定例ワセクロ・オフ会。テーマは「強制不妊とマスコミ
4月19日 第2シリーズ「強制不妊」の「『貧しさ』が狙われた【連載レポート】強制不妊(14)」をリリース
4月18日 第2シリーズ「強制不妊」の「ふるさとを追われて【連載レポート】強制不妊(13)」をリリース
4月17日 第2シリーズ「強制不妊」の「県が選別した『精薄児』【連載レポート】強制不妊(12)」をリリース
4月5日 強制不妊手術をテーマにしたトークイベントを開催。Motion Galleryとの共同企画イベント。ゲストに杉山文野さん
3月29日 寄付システムが更新。毎月定額のクレジットカード決済ができるように
3月23日 第2シリーズ「強制不妊」の「新聞記事で『精薄児を徹底的に絶やす』【連載レポート】強制不妊(11)」をリリース
3月22日 第2シリーズ「強制不妊」の「マスコミは『味方』だったのか【連載レポート】強制不妊(10)」をリリース
3月20日 定例ワセクロ・オフ会を初開催。テーマは「強制不妊」
3月16日 第2シリーズ「強制不妊」の「張り巡らされた『愛』の行方【連載レポート】【強制不妊(9)」をリリース
3月15日 第2シリーズ「強制不妊」の「一口100円、『愛の十万人運動』【連載レポート】強制不妊(8)」をリリース
3月14日 第2シリーズ「強制不妊」の「善人たちが信じたもの【連載レポート】強制不妊(7)」をリリース
3月7日 第2シリーズ「強制不妊」の「NHK経営委員と『優生手術の徹底』【連載レポート】強制不妊(6)」をリリース
3月2日 第2シリーズ「強制不妊」の「オール宮城で『優生手術の徹底』、NHK・河北新報の幹部も顧問に【連載レポート】強制不妊(5)」をリリース
3月1日 第2シリーズ「強制不妊」の「『精神薄弱児』施設の火災【連載レポート】強制不妊(4)」をリリース
2月28日 第2シリーズ「強制不妊」の「福祉事務所の報告【連載レポート】強制不妊(3)」をリリース
2月27日 第2シリーズ「強制不妊」の「告白【連載レポート】強制不妊(2)」をリリース
2月26日 第2シリーズ「強制不妊」の「愛宕橋を渡ると【連載レポート】強制不妊(1)」をリリース
2月15日 第2シリーズ「強制不妊」の「【強制不妊】厚生省令で、家族・親族の病歴や犯歴調査を命令」をリリース
2月14日 第2シリーズ「強制不妊」の「【強制不妊】「ナチス化」危惧の声、採択では『異議なし』
2月13日 第2シリーズ「強制不妊」がスタート。「【強制不妊】厚生省の要請で自治体が件数競い合い、最多の北海道は『千人突破記念誌』発行」をリリース。クラウドファンディングも開始。5月31日に終了。83人から91万5,678円
2月1日 特定非営利活動法人として認可。ジャーナリズムNGOとしての活動がスタート
1月21日 連続シンポジウム第2回「メディアを覆うタブーを打ち破れ」を開催。岩波書店『世界』編集部との共催

2017年

12月27日 創刊特集「買われた記事」の第11回「東京都、調査に踏み出す」をリリース
11月15-
19日
南アで開催の国際会議 GIJC2017にスピーカーとして参加。同大会の公式サポート団体になる
10月28日 ワークショップ「変動するNGOの世界的潮流から何を読み取るのか 対話:探査ジャーナリズムとNGOの接続点を探る」を開催。マーク・リー・ハンター氏らが講師
10月27日 探査ジャーナリズムとNGOとの協働』を出版
10月21日 創刊特集「買われた記事」の第10回「広告面指定」をリリース
10月15日 連続シンポジウム第1回「日本の報道は何を伝えていないかージャーナリズムが殺される国からの報告」を開催。岩波書店『世界』編集部との共催
9月26日 イベント「『会社(カイシャ)』を辞めて何が悪い?:もう一つの”居場所”を見つける旅」を開催
9月11日 日本外国特派員協会(FCCJ)Freedom of Press Award, Supporter of the Free Press を受賞
9月1-2日 モンゴルで開催の国際会議Investigative Journalism Dialogueにスピーカーとして参加
8月23日 共同通信に催告書を送付。共同通信に抗議文の撤回と謝罪を求める
8月8日 韓国の有力ニュース組織ニュースタパ(Newstapa/KCIJ)取材協力の協定を調印
7月29日 シンポジウム 「ジャーナリズムとNGO・NPOとの連携を求めて:主流メディアを超えたチカラの台頭」を開催
7月19日 創刊特集「買われた記事」の第9回「報酬を得た『記事』に医薬品名、『時間差』で広告」をリリース
7月13日 市民とつくる調査報道ジャーナリズム 「広島東洋カープ」をめざすニュース組織』を出版
6月29日 世界探査ジャーナリズムネットワーク(GIJN) に加盟。日本のニュース組織で初
6月4日 国際シンポジウム「アジア地域における調査報道ジャーナリズム:その可能性と展望」を開催。米ジャーナリスト保護委員会(CPJ) との共催、世界探査ジャーナリズムネットワーク(GIJN) が協力
5月31日 創刊特集「買われた記事」の第8回「『共同通信、『対価伴う一般記事を廃止』』でビジネス」をリリース
5月24日 創刊特集「買われた記事」の第7回「医学論文にも利用されていた」をリリース
5月3日 「調査報道ジャーナリズム 世界の最前線から Power is everywhere:そこにある権力」を開催。マーク・リー・ハンター氏が講師
4月21日-
5月1日
米国のカルフォルニア大学バークレー校アメリカン大学などの探査ジャーナリズムを視察
4月20日 創刊特集「買われた記事」の第6回「電通の『見直し』と消えた組織」をリリース
4月27日 始動! 調査報道ジャーナリズム 「会社」メディアよ、さようなら』を出版
3月27日 創刊特集「買われた記事」の第5回「20年前には始まっていた」をリリース
3月2日 創刊特集「買われた記事」の第4回「共同通信からの『おわび』」をリリース
2月21日 創刊特集「買われた記事」の第3回「命にかかわる記事は載りやすい」をリリース
2月9日 創刊特集「買われた記事」の第2回「『国の看板』でビジネス」をリリース
2月1日 ワセダクロニクルが発足。創刊特集「買われた記事」をリリース。第1回は「電通グループからの『成功報酬』」。現在も継続中。同時にクラウドファンディングも開始し、4ヵ月で552万400円の支援が集まる

2016年

3月11日 早稲田探査ジャーナリズムプロジェクト(WIJP: Waseda Investigative Journalism Project)がスタート。Fukushima Timeline Projectをリリース

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